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2022年9月22日(木)

  • 葬儀の知識

葬儀でBGM(音楽)を流していい? タイミングや著作権の問題を解説

葬儀でBGM(音楽)を流していい? タイミングや著作権の問題を解説

家族葬が葬儀の主流となり、葬儀への価値観が変わるにつれて「葬儀中にBGM(音楽)を流してもよいか」というお問い合わせが増えています。

結論から言うと、葬儀中にBGMを流すことはできます。ただ、いくつか考えなければならない問題もあります。

今回は、葬儀でBGM(音楽)を流すタイミングや注意点などを解説していきます。

葬儀でBGM(音楽)は流せる?

故人や喪主の希望があれば、葬儀でBGM(音楽)を流すことは可能です。

一般的な仏式の葬儀でも、読経や焼香などの宗教的な儀式以外ならBGMを禁止されることはないでしょう。

また無宗教葬のひとつとして、音楽葬という音楽をメインにしたサービスを提供する葬儀社もあり、楽器を用いて生演奏が行われます。

ただ、斎場によっては「音響設備がない」「BGM自体を禁止している」という場合もあり、必ずBGMを流せるわけではありません。

葬儀で音楽を流すタイミング

葬儀中にBGM(音楽)を流すことが多いタイミングを紹介していきます。

開場のタイミング

参列者の入場から、儀式を始めるまでの待ち時間にBGM(音楽)を流すことがあります。無音ですと重苦しい雰囲気になってしまうため、参列者や遺族の気持ちを紛らわす配慮にもなります。

故人の紹介時

葬儀中の故人の紹介を行うタイミングで、故人が愛聴していた音楽を流すことがあります。

音楽は故人の人となりを示すうえでも効果的に働くので、音楽を流す定番のタイミングとなっています。

出棺時

BGMを流すタイミングとして希望が多いのが、出棺時です。「最後は好きだった音楽とともに旅立ちたい」「故人の好きだった音楽で明るく送り出したい」といった故人・喪主の希望で、音楽を流す場合があります。

BGM(音楽)の選び方

基本的に葬儀で流すBGM(音楽)は、故人や喪主の希望が尊重されます。ただ、ジャンルや楽曲などによっては、2つの問題を解決しなければいけません。

著作権の問題

BGM(音楽)は店舗などの施設で流す場合、著作権の問題があるため、許可が必要となります。葬儀においても斎場などの施設で音楽を流す場合は、著作権を管理する団体(JASRACなど)への申請が必要となります。

つまり音楽を選ぶ際には、「利用にあたって著作権の制限がない音楽(クラシックなど)」か、「申請が必要となる邦楽・洋楽など」に分けて考える必要があるのです。
※インターネット上で著作権フリーで私的に公開している音源なども利用は可能です。

「故人が好きだった邦楽・洋楽を存分に流したい」といった希望があるならば、葬儀社選びの基準として「JASRACなどと契約を済ませていること」が条件となります。

葬儀のBGMでクラシックが定番なのは、葬儀の雰囲気に馴染むだけでなく、著作権が切れている(パブリックドメイン)ので、利用にあたって申請の必要がないことも大きな理由です。

葬儀の雰囲気に合うか

葬儀でロック・ポップなどの激しい楽曲や明るい楽曲を使用すると、式全体の雰囲気が壊れてしまう可能性があります。また、斎場の環境によっては、他に葬儀を執り行っているご家族への迷惑にもなってしまいます。

「音楽葬として参列者に案内している」「専用の斎場を利用している」といった対応が済んでいるのであれば問題ありませんが、必ずしも故人・喪主の意向が通るとは限りません。

葬儀のBGMを選ぶ際は、曲調(バラードなど)や歌詞の内容といった要素から、葬儀の雰囲気に合う楽曲を選定することも大切です。

音楽葬の場合は専門の葬儀社へ

無宗教葬の一種として「音楽葬」というサービスを提供している葬儀社もあります。

葬儀社によってサービスの内容は異なりますが、基本的にはピアノや弦楽器などの生演奏を行う形式で、演奏者の派遣も料金に含まれています。

葬儀で本格的に音楽を組み込むとなると、防音設備の整った斎場や演奏者の手配など、通常の葬儀とは異なる対応が必要となります。

とくに斎場の防音設備などにまつわる問題は、自社斎場を保有していないと解決できない場合もあり、どの葬儀社でも本格的な音楽葬を行えるわけではありません。

もし音楽をメインにした葬儀を執り行いたい場合は、音楽葬を提供している葬儀社への依頼をおすすめします。

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葬儀でBGM(音楽)を流す場合、いくつかの注意点を踏まえなければいけません。

著作権への配慮

前述のとおり、施設でCDなどの音源を流す場合は、著作権管理団体(JASRACなど)への申請が必要となります。

葬儀社または斎場で契約を結んでいるのであれば問題ありませんが、契約がない場合、利用できる音源は「著作権が切れている」または「著作権が放棄されている」楽曲から選ぶことになります。

また厳密には、「生演奏を行う」「ごく短時間だけの利用」など、音楽の流し方によっても条件が異なります。

利用方法などによって対応が異なるので、BGM(音楽)をかけたい場合はまず葬儀社へ相談してみましょう。

斎場の問題

利用する斎場に音響機器が設置されているかどうかで、対応も異なってきます。

基本的に葬儀社には音響機器までは用意されていないため、場合によっては喪主自ら準備しなければならない場合もあるでしょう。

そもそも「音楽を流してもよい斎場なのか」も条件となるため、やはり事前の葬儀社への確認は欠かせません。

まとめ

葬儀中にBGM(音楽)を流せるかは、宗教的な理由よりも著作権や音響設備などが条件となってきます。

どのような音楽を、どんな目的で流したいかによっても対応は異なるので、まずは葬儀社へ問い合わせてみましょう。

弊社「とむらび」でも、可能な限り故人様とご遺族の希望を叶えられるよう努めております。葬儀にまつわる疑問や不安があれば、お気軽にご連絡ください。

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